ハコミ研究所について

日本ハコミ研究所は、米国ハコミ研究所の系列下の研究所の一つとして、2010年に発足しました。世界的な広がりを持つ同研究所の一翼を担っています。


発足以来、日本ハコミ研究所は米国のトレーナーたちとも協力しながら、ハコミセラピーを包括的に学ぶ「ハコミセラピー総合トレーニングコース」や専門家向けの「プロスキルコース」、「トラウマワークショップ」、「ハコミブリーフセラピー」などを開催し、好評を博しています。



ハコミセラピーの誕生

ハコミセラピーは、1970年代にロン・クルツによって開発され、1981年に米国コロラド州ボルダーに米国ハコミ研究所が創設されました。

そこで、ロン・クルツと創設期のトレーナーたちにより、現在のハコミセラピーのトレーニングシステムが確立されました。


その後、ロン・クルツはハコミセラピーをより簡略化し短期間で教えることに関心を移したため、2000年に米国ハコミ研究所を去りましたが、ハコミという名称とロゴの米国での商標権は米国ハコミ研究所が所有しています。

 

ハコミセラピーは身体を大切にする心理療法であり、世界で最初にマインドフルネスをセラピーにおける主たる意識状態として取り入れたものの1つです。

発足初期からハコミセラピストや、ティーチャー、トレーナーの育成をおこなっており、現在、北米、南米、ヨーロッパ、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、中国など、グローバルにハコミセラピーの普及活動を展開しています。米国ハコミ研究所に登録しているハコミセラピストは500名、そのうち21名が日本ハコミ研究所のセラピストです。


ハコミセラピーを作ったロン・クルツは物理学や工学を専攻した科学者でもありました。そして科学の真髄である、観察し、推測し、実験することをクライエントと共におこない、クライエントの納得感のもとにセラピーを進めるようになりました。これはハコミセラピーの大きな特徴となっています。ハコミセラピーの科学的で公正であろうとする態度は、米国ハコミ研究所の所長グレッグ・ヨハンソン博士が150にもおよぶ論文をアメリカ心理学会などに発表しているところからもうかがわれます。


日本ハコミ研究所のはじまり

日本では1997年からトレーニングコースが始まりました。

 

ハコミセラピーの深く温かい在り方に、専門家、一般の方を問わず、多くの方がトレーニングに参加し、認定ハコミセラピストを輩出してきました。

 

日本ハコミ研究所では、認定ハコミセラピストを目指す方の「ハコミセラピー総合トレーニングコース」はもちろんのこと、専門家のスキルアップを目的とした「プロスキルコース」や自己成長を目的とした「自己成長プログラム」などを提供していきます。