ハコミセラピーの5つの原理

ハコミは逆説的に効果的です。つまり、優しくノンバイオレンスでありながら、短時間で劇的な効果が現れます。ハコミの原理に沿った、メゾット、技法の調和の効果です。

ハコミセラピーの5つの原理

マインドフルネス

マインドフルネスは、私たちがどのように自分の体験を組織化しているかを学ぶためのパワフルなツールです。これは、リラックスしながらも覚醒し、自身の感じることを客観的に観察する意識状態で、催眠状態とは異なります。

マインドフルネスにより、習慣的な思考や行動に気づくことができ、深いレベルの直感につながることが可能です。

 

ノンバイオレンス(非暴力的)

自然なプロセスのサインを尊重するハコミセラピーは、クライアントの防衛反応に対立せず、それを尊重しサポートします。このアプローチにより、防衛反応の背後の叡智との関係が築かれ、協力的な自己探索が進みます。その結果、クライアントは必要な場合、自らの意志で防衛反応を手放すことができるようになります。

 

心と身体の統合

私たちのこころと身体は、自分自身やこの世界についての私たちの固定観念やビリーフ(生活の中でどのように自分を体験したり、表現するかを色づけしている思い込み)を反映しており、具現化しています。ハコミセラピーは様々な技法で、このこころと身体のつながりを探究することによって、この身体的な情報、コアビリーフや、それが作り出す体験に気づき癒やすお手伝いをします。

有機性

人は自然治癒力と叡智を持ち、部分が全体としてコミュニケーションすると、自ずから適切な方向を見つけます。ハコミセラピーは、このホールネスへの開花をサポートし、クライアントの自然な方向性を信頼します。セラピストは、強制せず、クライアントのシステムと協力的に取り組みます。

 

人は深いレベルで、誰よりも自分自身がよくなりたいと一番強く願っていますので、その結果、癒やしの効果は深く、迅速に現れ、クライアントに特化した癒やしの道が独自に展開されるのです。

 

ユニティー(統合)

人は、様々な部分から成り立っていて、完全なホールネス(全体性)であり、生きている有機的なシステムです。私たちの個々の部分はホールネスに常に参画しています。このシステムのあらゆるレベル――身体、精神レベル、こころのつながり、対人関係、家族、文化、そしてスピリチュアルなど――での相互依存関係を大切にしています。

ハコミセラピーの5つの原理のより詳しい内容はこちらのファイルをダウンロードしてお読み下さい。

ダウンロード
5つの原理.pdf
PDFファイル 206.9 KB