ハコミセラピーとは?

ハコミセラピーは、1970年代末にアメリカで始められた、ココロとカラダのつながりを大切にする心理療法です。

アメリカのコロラド州ボルダーにあるハコミ研究所を中心に世界中に広まっています。

「ハコミ」というのはアメリカ先住民のホピ族の言葉で「あなたは誰ですか」という意味です。

落ち込んでいるときに無理に気分を上げようとしても長くは続かないし、「もうやめよう」とわかっているはずなのに繰り返してしまうことって誰にでもあると思います。

「気分を上げたい」「『もうやめよう』とわかっている」は”意識”の働きで、

「でも落ち込む」「やめたいのに繰り返す」は”無意識”の働きです。

このように、意識と無意識は別々の方向に向くことがあります。この綱引き=葛藤が大きくなると人は身動きが取れなくなりますし、うつの背景には、こうした心の綱引き=葛藤があると言われています。

 

意識の働きは言葉で表現できますが、無意識の働きは言葉ではなく、ときとして身体の症状やしぐさや身体感覚としてあらわれます。それは心療内科にかかるなど、いわゆる症状を持つ方だけではなく、健康な人であってもそうなのです

 

楽しいとき、うれしいとき、恋をしたとき…思わずお腹の底から笑いがこみ上げてきたり、身体がほんわか、あたたかくなったり、心臓がドキドキしたり…きっと誰でも、そうした経験があると思います。でもそうしたことは「そうしたい、そうなろう」と思って意識してなるわけではありませんね。なぜだか、そうなっちゃう。それが無意識の働きです。それだけ、無意識=心と身体のつながりは大きいのです。


ハコミセラピーでは「マインドフルネス」という意識状態を用いて、セラピストと一緒に安全に、安心して、心=無意識を眺めてみます。どんなふうになっているのか、好奇心をもって観察するのです。

「マインドフルネス」は、一番近い日本語でいえば、禅の心。とらわれや価値判断はいったんわきにおいて、呼吸や心の中や五感で感じているあらゆることをあるがままに感じ、眺めてみます。そうすると、落ち込んでいる気持ち、やめたいのに繰り返す心の動きにも、実はよいところがあり、あるいは、かつては役に立っていてくれていたことがわかります。


落ち込んでいる気持ち、やめたいのに繰り返す心の動きも自分の一部として共感できるようになります。すると、自然に落ち込みから浮上し、安らぎで心が満たされ、「自分は大丈夫」と力がわいてきたり、繰り返していた「やめたいこと」を繰り返さなくなる、あるいは、たとえ繰り返しても愛情と余裕をもって自分を見守ることができるようになります。


このように、自分との関係が変化し、自分を見守れるようになると周囲との関係性も変わってきます。自分との関係が変わる、ということは、自分観が変わる、ひいては世界観が変わる、ということでもあります。

 

ハコミセラピーでは、こうしたことが、ごく自然に無理なく安心、安全の中で自発的に起きてきます。

セラピストは、その在り方と方法論を具体的に、体験的に、体系的に、学びます。

ハコミセラピーに触れた多くの人が「究極のセラピー」と感じるのはこうした理由からなのです。


ハコミセラピーの特徴

心と身体のつながりを

大切にしています

繊細で穏やかな進め方によって、安心して、無意識に

つながることができます

ムダなものは1つもなく

今は困っていると

感じているものにも

ふさわしい居場所が見つかります


マインドフルネスという

意識状態を基本にしています

 

マインドフルネスは人間関係を良好にし、創造性を高めるということでグーグルの社員研修にも取り入れられています。

この心の動きをありのままに眺める意識状態を、ハコミでは30年以上前からセラピーでの主な意識状態として使ってきました。

 

 

自分の人生を

自分らしく生きていく力が育まれます

 

クライエントのペースを尊重し、大切にしながら、自然にわき上がってくる感情、イメージ、記憶、身体の感覚や動きなどに寄り添います。すると、かたくなだった心がほぐれ、「こうしたい」「こうして欲しい」無意識の気持ちに気づきます。その望みを満たす中で、自ずと変容が起きてきて、今まで受け取れなかったよいものが抵抗なく受け取れるようになったり、「こうしたい」という願いや意欲が湧いてきます。


ハコミセラピーとは?

私たちは皆、自分がどのような人間なのか、人生はどんなものか、何が自分にとって価値があるのかということについて、心の奥深くに信念(思い込み)を持っています。そして、それらの信念にもとづいて考え、判断して行動しているのですが、いつの間にか習慣になってしまって、自分がどんな信念を持っているのかに気付くこともなく、日々を過ごしています。もちろんのこと、信念には、生きていく上で役に立つ信念もあり、思い込んでいて制限になる信念もあります。それが心の葛藤や苦しみなど、さまざまな問題を引き起こすこともあります。

ハコミセラピーは、安心できる穏やかな進め方によって、身体を手がかりに無意識とつながり、私たちの奥深くにある信念を発見していくことができます。

そして、その信念を作った体験をていねいに見ていき、そこから多くの気付きや学びを得ることもできます。今では役に立たず、制限を加えている信念が、より望ましい、役に立つ信念に自ずと変わることで、今抱えている問題が改善され、自分の人生を自分らしく生きていく力が育まれていくことになります。

ワークショップとは?

ハコミセラピーに興味を持った人が集まって、体験的にハコミセラピーを学んだり、味わってみます。ハコミセラピーの基礎となるマインドフルネスやラビングプレゼンスの説明を聞いたり、実際に行います。

実習をとおして、自分の気持ちがどんなふうに動いたり、動かなかったりするか、体はどんなふうにそれを体験するか、確かめます。楽しい実習ばかりですので、安心して参加できます。

また、他の人と体験を分かち合うこと、どんな体験だったか話したり聞いたりすることで、自分の体験が深まったり、理解が深まったりすることがあります。

 

セラピーを体験してハコミセラピーを学んだり、人の中にいる自分を体験するためにワークショップに参加する人もいますし、ワークショップに参加してからハコミセラピーを体験する方もいます。また、ワークショップに参加してから、トレーニングを受講する人もいます。